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リハビリテーション科

2024年11月15日更新

予約等の受付方法

完全予約制 予約不要
WEB・FAX紹介 紹介状必須
  • 診療科の連絡先 049-228-3686
  • 初診の患者さんは紹介状の準備の上、リハビリテーション科外来窓口までご連絡ください。049-228-3686
  • 最終的に受診に至る場合、原則的に初診の患者さんは紹介状をご準備いただきます。
  • リハビリテーション医療は、地域連携の中で施設ごとの役割に沿って提供されています。当院で対応困難なケースも少なくない事をご理解いただければ幸いです。

ご挨拶

1985年、当科が開設されて以来、「(病気を診ながら)人をみる」ことを当科のモットーとしています。つまり、個性や能力・生活・活動といった「その人らしさ」を見極め、病気や怪我などで当院に入院された患者さんにできる限り早期からリハビリテーションを開始しています。入院前の身体動作・機能、精神・認知機能等の水準まで回復を促し、入院期間の短縮だけでなく、再び自宅復帰や復職・復学等社会参加いただける事を目指しております。

当科の最大の特徴は、従来の伝統的な治療法に精通・実践しているだけでなく、科学的根拠に基づく最良・最善のリハビリを心がけ、最新のリハビリ医学情報をもとに治療法、医療機器を是々非々で取り入れ、より効果的な治療法の提供に努めていることです。特に、痙縮や高次脳機能障害、小児の運動発達の遅れ、言語発達の遅れへの治療介入と支援も当科のユニークな特徴といえます。

また、地域に根ざした大学病院におけるリハビリ医学のもう一つの重要な役割は、「予防医学の実践」と考えております。超高齢化社会において、フレイル、認知症の予防に、今ほどリハビリテーションに期待されている時期はありません。より多くの地域にお住いの皆さまのお役に立てるよう、皆様の声を傾聴しご要望を取り入れながら、より良い医療保険サービスの充実に励みます。今後ともどうぞご指導・ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

診療部長・教授
大林茂

当科の診療について

1)専門外来・特殊外来

  • 装具診(毎週火曜日 午前 完全予約制)
    専門医、担当セラピスト、専門装具士によってその人に適した装具を作成し、適合を判定いたします。
  • 義足・義手診(毎週金曜日 15時30分より 完全予約制)
    専門医、担当セラピスト、専門義肢士によってその人に適した義肢を作成し、適合を判定いたします。
  • 高次脳機能外来(毎週月曜又は木曜日 14時00分より 完全予約制)
    専門医、担当セラピストによって車運転再開支援、復職・復学支援いたします。
  • 痙縮外来(毎週火曜又は金曜日 14時30分より 完全予約制)

対象疾患

リハビリテーション医学は障害を扱う学問であり、扱う疾患・領域は多岐にわたっています。当科で取り扱っている領域は以下のとおりです。

  • 領域1 : 脳卒中、その他の脳疾患(脳外傷など)
  • 領域2 : 脊髄損傷、その他の脊椎疾患(二分脊椎など)
  • 領域3 : 関節リウマチ、その他の骨関節疾患
    (スポーツ外傷、整形外科術後を含む)
  • 領域4 : 脳性麻痺、その他の小児疾患
  • 領域5 : 神経および筋疾患
  • 領域6 : 切断
  • 領域7 : 呼吸器・循環器疾患
  • 領域8 : その他(悪性腫瘍、熱傷、開胸・開腹術後など)
 

対象となる症状

(下記の症状は一例です)

  • 手足の麻痺のために身の回りのことができない、歩けない。
  • 言葉が出にくい、理解できない、書けない、読めない。
  • 頭の病気・怪我の後、物忘れやミスが多くて仕事がうまくいかない。
  • 気が散りやすく集中力が続かない。
  • 段取りが悪くなった。
  • 左側(あるいは右側)でぶつかることが多い。
  • 手足の筋肉が突っ張って動かしにくい。
  • 下半身が麻痺しているが、装具をつけて歩く練習をしたい。
  • リウマチのせいで手足が変形していて、すぐに傷ができる。
  • 運動の発達が遅れていると診断された。
  • 言葉の発達が遅れていると診断された。
  • 神経や筋肉の病気による歩行障害があり、装具や歩行補助具を迷っている。
  • 手足の切断があり、義手や義足を使いたい。
  • 頭の病気・怪我の後、車運転を再開したい。

診療実績

2023年度
外来初診依頼件数 439 人(月単位)
脳・脊髄疾患 106
神経・筋疾患 6
骨・関節疾患 82
呼吸器疾患 31
小児疾患 29
腫瘍性疾患 83
循環器疾患 17
その他(内分泌・腎臓・消化器・肝臓・その他) 85
リハビリ実施件数 10,315件(月平均件数)
理学療法 7,037
作業療法 1,967
言語聴覚療法 1,296
特殊外来 (2023年)
高次脳機能外来  71人
痙縮外来 171人
補装具診 529人
義手・義足診 152人
特殊検査(2023年)
心肺負荷検査(CPX) 13人
嚥下内視鏡(VE) 159人
嚥下造影(VF) 15人

診療スタッフ

氏名 資格 職位 専門分野 認定資格
大林 茂
(おおばやし しげる)
リハビリテーション科スタッフ
教授 診療部長
教育主任
ニューロリハビリテーション
高次脳機能障害
脳機能画像
リハビリテーション医学専門医・指導医
代議員
日本医師会認定産業医
藤本 幹雄
(ふじもと みきお)
リハビリテーション科スタッフ
講師 研究主任 リハビリ医学全般
急性期リハビリテーション
痙縮治療
リハビリテーション医学認定医・専門医・指導医
笹川 麻由
(ささかわ まゆ)
リハビリテーション科スタッフ
助教
(レジデント)
専攻医 リハビリテーション医学全般
脳神経外科
脳神経外科専門医
新名 啓
(しんみょう けい)
リハビリテーション科スタッフ
助教
(レジデント)
専攻医 リハビリテーション医学全般
脳神経外科
栗原 寛幸
(くりはら ひろゆき)
リハビリテーション科スタッフ
助教
(レジデント)
専攻医 リハビリテーション医学全般
脳神経外科
脳神経外科専門医
脳卒中専門医
田口 一恵
(たぐち かずえ)
リハビリテーション科スタッフ
非常勤講師 リハビリテーション医学全般
嚥下障害
サルコペニア
リハビリテーション医学認定医・専門医・指導医
城 崇之
(じょう たかゆき)
リハビリテーション科スタッフ
非常勤講師 専攻医(出向中) リハビリテーション医学全般
脳神経内科
神経内科専門医

外来担当医表

リハビリテーション科
  月曜日
Monday
火曜日
Tuesday
水曜日
Wednesday
木曜日
Thursday
金曜日
Friday
土曜日
Saturday
午前
初診

再診
大林 茂
(Obayashi Shigeru)
(交替制)
大林 茂
(Obayashi Shigeru)
大林 茂
(Obayashi Shigeru)
藤本 幹雄
(Fujimoto Mikio)

藤本 幹雄
(Fujimoto Mikio)

藤本 幹雄
(Fujimoto Mikio)
新名 啓
(Shinmyou Kei)
新名 啓
(Shinmyou Kei)




笹川 麻由
(Sasagawa
Mayu)
笹川 麻由
(Sasagawa
Mayu)




栗原 寛幸
(Kurihara
Hiroyuki)
栗原 寛幸
(Kurihara
Hiroyuki)

再診





(交替制)
専門外来

装具診
(交替制)




午後
再診
(交替制)
(交替制)
(交替制)
(交替制)

(交替制)
専門外来
高次脳機能外来
大林 茂
(Obayashi Shigeru)


高次脳機能外来
大林 茂
(Obayashi Shigeru)
義足外来
藤本 幹雄
(Fujimoto Mikio)





義足外来
新名 啓
(Shinmyou Kei)





義足外来
笹川 麻由
(Sasagawa
Mayu)





義足外来
栗原 寛幸
(Kurihara
Hiroyuki)

完全予約制で外来診療を行います。
予約受付:月曜~金曜(祝祭日を除く)14:00-16:00まで リハビリテーション科外来 TEL 049-228-3686 までお問合せください。

医療機関の方へ

リハビリテーション科外来へのご紹介患者さんは、月曜日から金曜日の午前に受け付けております。午前8時30分~午前11時00分の間に受付をするように、患者さんによろしくお伝えください。診療情報提供書に加え、必要に応じて画像やデータなど参考資料をお貸しいただければ幸いです。

外来での理学療法・作業療法・言語聴覚療法などは、当院の人員の実情に合わせて運用しております。ご紹介いただいた患者さんに対して、必ずしもそれらの外来リハビリテーションを当院で施行できるとは限らないことをご了承いただければ幸いです。

お問い合わせ先:リハビリテーション科外来
TEL 049-228-3686

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