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初期臨床研修

埼玉医科大学3病院自由選択プログラム(定員44名)

1.プログラムの特色

本プログラムは自由度が高く、研修医自身が作るプログラムである。必修科目・選択科目において、協力型病院である埼玉医科大学病院、埼玉医科大学国際医療センターの診療科も選択の対象になる。(病院で定めた必修科目を除く)
ただし、基幹型病院である総合医療センターにおいて最低でも 52 週は研修する必要がある。一部の診療科に選択希望が集中した場合、研修の質を高めるために時期の変更を含めた人数調整を行うことがある。

2.研修内容

■ローテーション例

年次 1~4週 5~8週 9~12週 13~16週 17~20週 21~24週 25~28週 29~32週 33~36週 37~40週 41~44週 45~48週 49~52週
1年次 OR・導入 内科 救急 麻酔科 麻酔科 外科 小児科
2年次 産婦人科 精神科 地域医療 選択
必修 病院で定めた必修

■必修科目

本プログラムにおける必修科目は、内科 24 週、救急 12 週、外科 4 週、小児科 4 週、産婦人科 4 週、精神科 4 週、地域医療 4 週である。

1)内科
原則として 1 年目に 24 週の研修を行う。当院の内科には、消化器・肝臓内科、内分泌・糖尿病内科、リウマチ・膠原病内科、血液内科、心臓内科、呼吸器内科、腎・高血圧内科、脳神経内科、総合診療内科(感染症科・感染制御科を含む)があり、その他に埼玉医科大学病院、国際医療セターの診療科も選択することができる。ただし、総合診療内科(埼玉医科大学病院も可)は全員 4 週以上選択するものとする。内科研修中には、一般外来での研修を 2 週以上行うこととする。
2)救急
原則として 1 年目に 12 週の研修を行う。救急での研修は 8 週とし、4 週を麻酔科で研修する。埼玉医科大学病院、国際医療センターを選択した場合でも救急は 8 週とし、麻酔科の 4 週は原則として総合医療センターにて研修を行う。
3)外科
1 年目もしくは 2 年目に 4 週の研修を行う。総合医療センターで研修を行う場合、診療科は原則として消化管外科・一般外科とする。埼玉医科大学病院、国際医療センターの診療科も選択の対象となるが、「一般診療において頻繁に関わる外科的疾患への対応、基本的な外科手技の習得、周術期の全身管理等に対応」について研修可能な診療科を選択することが望ましい。
内科、小児科、地域医療における一般外来の履修状況に応じて、一般外来での研修も考慮する。
4)小児科
1 年目もしくは 2 年目に 4 週の研修を行う。埼玉医科大学病院、国際医療センターの診療科も選択の対象となるが、「小児の心理・社会的側面に配慮しつつ、新生児期から思春期までの各発達段階に応じた総合的な診療」について研修可能な診療科を選択することが望ましい。
総合医療センターを選択した場合には、一般外来及び医療型障害児入所施設「カルガモの家」において一定期間の研修を行うこととする。
5)産婦人科
1 年目もしくは 2 年目に 4 週の研修を行う。埼玉医科大学病院、国際医療センターの診療科も選択の対象となるが、「妊娠・出産、産科疾患や婦人科疾患、思春期や更年期における医学的対応などを含む一般診療において頻繁に遭遇する女性の健康問題への対応」について研修可能な診療科を選択することが望ましい。
6)精神科
1 年目もしくは 2 年目に 4 週の研修を行う。総合医療センターのメンタルクリニックを選択した場合には、原則として最初の 1 週は、埼玉精神神経センターにて病棟研修を行うものとする。
埼玉医科大学病院の神経精神科で研修を行う場合には、埼玉精神神経センターでの研修は不要とする。
7)地域医療
2 年目に 4 週以上の研修を行う。沖縄県立北部病院(附属診療所含む)を選択した場合は 8 週の研修を原則とする。
内科、小児科、外科における一般外来の履修状況を勘案し、地域医療における一般外来研修と合わせて 4 週以上となるように協力施設を選択する必要がある。
地域医療では、一般外来の他に在宅医療(指導医が同行するもの)を経験できる協力施設を選択することが望ましい。地域医療にて在宅医療を経験できない場合には、選択科目にて研修する必要がある。
地域医療における研修協力施設
沖縄県立北部病院(附属診療所含む)、沖縄県立宮古病院(附属診療所含む)、帯津三敬病院、霞ヶ関南病院、恵愛病院、埼玉よりい病院、赤心堂病院、秩父病院、南古谷病院、東松山市立市民病院、みずほ台病院、武蔵野総合病院、新井整形外科、安藤医院、あんべハート・クリニック、川越南腎クリニック、栗原医院、新河岸腎クリニック、ますなが医院、富家在宅リハビリテーションケアクリニック

■病院で定めた必修科目

麻酔科
1 年目もしくは 2 年目に 4 週(原則として総合医療センターにて)の研修を行う。必修科目の救急における麻酔科 4 週と連続して研修することが望ましい。

■選択科目

2 年目の 40 週(地域医療 8 週の場合は 36 週)は、どの診療科、施設で研修するか、研修期間を含めて研修医自身が選択出来る。一部の診療科に選択希望が集中した場合、研修の質を高めるために時期の変更を含めた人数調整を行うことがある。なお、地域医療にて在宅医療の経験をしていない場合には、選択科目にて研修する必要がある。

選択可能な診療科等
内科(消化器・肝臓内科、内分泌・糖尿病内科、リウマチ・膠原病内科、血液内科、心臓内科、呼吸器内科、腎・高血圧内科(血液浄化センター含む)、脳神経内科、総合診療内科(感染症科・感染制御科含む))、外科 (消化管外科・一般外科、呼吸器外科、心臓血管外科、血管外科、肝胆膵外科・小児外科、ブレストケア科、整形外科、泌尿器科、脳神経外科)、小児科・新生児科、産婦人科・産科、放射線科、麻酔科・産科麻酔科、形成外科・美容外科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、メンタルクリニック(精神科)、救急科(ER)、高度救命救急センター、リハビリテーション科、病理部、輸血部、訪問看護ステーション(総合医療センター内)、保健・医療行政、在宅診療
選択可能な施設
総合医療センター、埼玉医科大学病院、国際医療センター
埼玉精神神経センター(精神科)、埼玉県立精神医療センター(精神科)、イムス富士見総合病院、イムス三芳総合病院、帯津三敬病院、霞ヶ関南病院、上福岡総合病院、赤心堂病院、富家病院、みずほ台病院、南古谷病院、安藤医院、光の家療育センター、ウニクス川越予防医療センター・クリニック
以下、保健・医療行政としてカルガモの家、埼玉県赤十字血液センター、ナーシングヴィラ与野、埼玉県内の各保健所

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