2024年11月26日更新
完全予約制 | 〇 | 予約不要 | - |
WEB・FAX紹介 | 〇 | 紹介状必須 | 〇 |
1. 直接電話予約(医療機関、患者さん)
紹介状のある方は、泌尿器科外来へ電話をかけていただき予約をとることができます。
患者さんからのお電話でも結構です。この場合、患者様のID作成は、受診日当日になりますので、その分お時間がかかりますのでご了承ください。
2. WEB予約およびFAX予約(医療機関のみ)
WEBによる予約申込紹介状と FAX 診療予約申込書を FAX 頂ければ、患者さんの ID 作成と予約を行い、患者さんと調整・ご連絡をいたします。
3. 予約なしの来院
電話あるいは FAX で予約を取得せず、患者さんが紹介状を持って直接来院される場合に は、外来窓口にて翌日以降の予約を取得いたします。原則当日の診察は行いません。緊急を要する患者さんについては直接お電話でご相談ください。
なお、泌尿器科受診歴のある方でも、6 ヶ月以上の間が空いている場合は新患の扱いとなります。お手数ですが紹介状の作成をお願いいたします。
泌尿器科は、尿路(腎・尿管・膀胱・尿道)、男性生殖器(前立腺・精巣・精巣上体・陰茎・陰嚢)と副腎を担当し、これらの臓器に発症する、ほぼ全ての疾患を診療対象としています。悪性腫瘍、尿路結石と感染症、排尿障害に加え精巣捻転症に代表される救急疾患も担当し、外科的治療、薬物治療、放射線治療を始めとした多彩な治療を駆使して治療に当たっています。
悪性腫瘍に対する外科的治療では、身体への負担の低減と精密な切除を両立するために、ロボット支援手術と腹腔鏡下手術を積極的に実施しています。進行癌に対しては保険診療として承認されているゲノム医療も含めた集学的治療を実践しています。
[転移のない腎癌]では、身体への負担を少なく、機能温存を重視して、かつ確実な根治手術を行うために、ロボット支援腎部分切除術を積極的に施行しています。さらに厳密な条件を満たす小さな腫瘍に対しては凍結療法の選択肢をご提案することも可能です。[転移のある腎癌]に対しては、免疫療法(オプジーボなど)と分子標的治療を主体とした集学的治療を実践しています。[進行した腎盂・尿管・膀胱癌]では化学療法、免疫療法(キイトルーダなど)、パドセブ療法に放射線治療、手術療法を組み合わせた集学的治療に積極的に取り組んでいます。[前立腺癌]に対する前立腺全摘では、ロボット支援前立腺全摘術を行います。切らずに治す治療法としてハイドロゲルスペーサー(SpaceOAR)を併用した強度変調照射(IMRT)、高線量率組織内照射(HDR)等から最適な治療をご提案します。[進行前立腺癌]に対する最先端の多彩な治療を提供いたします。各種ホルモン療法、化学療法の選択に始まり、新規ホルモン療法、ラジウム内照射治療、更にゲノム解析に基づく最新の標的治療、国際治験もご紹介できる体制を整えています。[尿路結石症]では内視鏡手術と体外衝撃波治療に、救急疾患である[精巣捻転症]では迅速な対応と血流改善の工夫による精巣温存に積極的に取り組んでいます。
我々泌尿器科医は、日進月歩の最先端治療を積極的に取り入れ、「病気を治したい」という患者さんのお気持ちに応えることができるよう、日々最善を尽くし診療を行って参ります。
2022年12月
教授・運営責任者 川上 理
令和5年1月より、完全予約制となります。
泌尿器科疾患全般の診療を担当しています。特に泌尿器科悪性腫瘍、尿路結石症、排尿障害を3本柱と考え、専門的・先進的治療に取り組んでいます。
悪性腫瘍の治療は進行度に応じて、以下の基本方針に基づいて、多彩な治療選択肢を提案しています。
尿路結石の治療では、経尿道的腎尿管結石破砕術、経皮的腎結石破砕術、その両者の複合手術(ECIRS)、体外衝撃波結石砕石術(ESWL)から、患者さんのご病状に最適な治療法を選択しています。
前立腺肥大症、神経因性膀胱などによる排尿障害に対して、超音波検査・尿流動態検査等によって十分に病態を把握して、薬物療法や手術療法を行います。
外来診療全般に対するお問い合わせ先
泌尿器科外来 TEL 049-228-3672
総数 | 内訳 | |
前立腺全摘(前立腺癌) | 73 | |
ロボット支援下 | 73 | |
開腹手術 | 0 | |
根治的腎摘除(腎癌) | 32 | |
腹腔鏡下 | 24 | |
開腹手術 | 8 | |
腎部分切除(腎癌) | 17 | |
腹腔鏡下 | 14 | |
開腹手術 | 3 | |
腎尿管全摘(腎盂尿管癌) | 21 | |
腹腔鏡下 | 17 | |
開腹手術 | 4 | |
開腹手術 | 3 | |
膀胱全摘(膀胱癌) | 13 | |
ロボット支援下 | 6 | |
開腹手術 | 7 | |
膀胱部分切除(膀胱癌) | 3 | |
経尿道的膀胱腫瘍切除(膀胱癌) | 143 | |
副腎摘除(副腎腫瘍) | 8 | |
腹腔鏡下 | 8 | |
開腹手術 | 0 | |
尿膜管摘除 | 5 | |
腹腔鏡下 | 0 | |
開腹手術 | 5 | |
結石手術(尿路結石) | 155 | |
経尿道的腎尿管砕石 | 65 | |
経皮的腎尿管砕石 | 16 | |
体外衝撃波砕石 | 64 | |
経尿道的膀胱砕石 | 10 | |
前立腺肥大・精巣手術 | 17 | |
経尿道的前立腺切除 | 9 | |
高位精巣摘除 | 6 | |
精巣捻転修復術 | 2 | |
腎瘻・尿管ステント | 324 | |
経皮的腎瘻造設 | 58 | |
尿管ステント | 256 | |
経皮膀胱瘻造設 | 10 | |
生検 | 201 | |
前立腺生検 | 187 | |
腎腫瘍生検 | 14 |
氏名 | 資格 | 職位 | 専門分野 | 認定資格 |
---|---|---|---|---|
矢野 晶大 (やの あきひろ) |
教授 | 運営責任者 診療部長 研究主任 |
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岡田 洋平 (おかだ ようへい) |
准教授 | 教育主任 埼玉医科大学医学教育センター川越副ブランチ長(兼任) |
尿路生殖器癌 経尿道的内視鏡手術 ロボット支援手術 |
日本泌尿器科学会専門医・指導医 がん治療認定医 腹腔鏡下小切開手術(ミニマム創内視鏡下手術)施設基準医 |
竹下 英毅 (たけした ひでき) |
准教授 | 外来医長 結石センター長 |
尿路生殖器癌 排尿障害 急性陰嚢症 ロボット支援手術 |
日本泌尿器科学会専門医・指導医 がん治療認定医 泌尿器ロボット支援手術プロクター認定医 |
北山 沙知 (きたやま さち) |
講師 | 総務医長 研究副主任 教育副主任 |
尿路生殖器癌 がんゲノム医療 ロボット支援手術 |
日本泌尿器科学会専門医・指導医 がん治療認定医 日本遺伝性腫瘍学会専門医 |
永本 将一 (ながもと しょういち) |
助教 | 病棟医長 | 尿路生殖器癌 内視鏡外科手術 ロボット支援手術 |
日本泌尿器科学会専門医・指導医 かん治療認定医 泌尿器腹腔鏡認定医 泌尿器ロボット支援手術プロクター認定医 内分泌代謝科(泌尿器科)専門医 |
立花 康次郎 (たちばな こうじろう) |
助教 | 一般泌尿器 尿路結石手術 ハイドロゲルスペーサー |
日本泌尿器科学会専門医 | |
新井 昌弘 (あらい まさひろ) |
助教 | 泌尿器科一般 排尿機能 |
||
田中 佑宜 (たなか ゆうき) |
助教 | 泌尿器科一般 尿路結石症 |
||
川端 惇也 (かわばた じゅんや) |
助教 | 泌尿器科一般 | ||
鄭 善仁 (ちょん そんいん) |
助教 | 泌尿器科一般 | ||
藤井 健太 (ふじい けんた) |
助教 | 泌尿器科一般 | ||
横田 和樹 (よこた かずき) |
助教 | 泌尿器科一般 | ||
諸角 誠人 (もろずみ まこと) |
客員教授 | 尿路生殖器癌 精巣癌 尿路結石手術 |
日本泌尿器科学会専門医・指導医 がん治療認定医 内分泌代謝科(泌尿器科)専門医 |
|
川上 理 (かわかみ さとる) |
客員教授 | 前立腺癌 尿路生殖器癌 がんゲノム医療 |
日本泌尿器科学会専門医・指導医 がん治療認定医 腹腔鏡下小切開手術(ミニマム創内視鏡下手術)施設基準医 |
|
石田 綾乃 (いしだ あやの) |
出向中 | 泌尿器科一般 |
泌尿器科 | ||||||
月曜日 Monday |
火曜日 Tuesday |
水曜日 Wednesday |
木曜日 Thursday |
金曜日 Friday |
土曜日 Saturday |
|
午前 | ||||||
初診 |
(交替制) |
(交替制) |
(交替制) |
(交替制) |
(交替制) |
(交替制) |
再診 |
岡田 洋平 (Okada Yohei) |
矢野 晶大 (Yano Akihiro) |
立花 康次郎 (Tachibana Kojiro) |
北山 沙知 (Kitayama Sachi) |
||
竹下 英毅 (Takeshita Hideki) |
新井 昌弘 (Arai Masahiro) |
永本 将一 (Nagamoto Shoichi) |
||||
川上 理 (Kawakami Satoru) 田中 佑宜 (Tanaka Yuki) |
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午後 | ||||||
再診 |
紹介完全予約制となります。(FAX診療予約または当科外来受付にて予約)必ず診療情報提供書のご記入をお願いいたします。予約の無い方の当日の診察は、原則お断りをしております。急患の場合は、お電話でご相談下さい。
臨床を中心とした泌尿器科診療に興味のある前期・後期研修医の方あるいは医学生の方がいらっしゃいましたら、ぜひ遠慮なく当科までご連絡ください(医局長 : office@smcurology.com)。川越で私たちと一緒に汗をかいてくれる方をお待ちしております。転局など、経験者の方のスタッフとしての採用希望も、歓迎いたします。ご相談ください。