池袋駅より東武東上線30分、首都圏の近郊川越に位置する埼玉医科大学総合医療センターは、埼玉医科大学2番目の附属病院として、昭和60年6月14日に開院した。
当院は地上10階、地下2階、延床面積約84,000m2の規模を有し、諸機能を中央で集中的に管理することで、建物全体を効率的に運用できるよう設計され、病院施設に新しい観点を導入し、日本の医療の第一線を担うべく建てられた施設である。
現在、診療科目は36診療科からなり、ベッド数は1,053床、外来患者数は1日約2,100人と埼玉県有数の総合病院となっている。平成11年3月31日には厚生省より高度救命救急センターの指定を受け、平成12年4月1日総合周産期母子医療センターを開設、平成19年8月6日埼玉県よりドクターヘリ基地病院の指定、平成28年3月1日埼玉県より小児救命救急センターの指定も受け、地域の基幹病院として大きく貢献している。
また、大学病院の使命である教育、診療及び研究にも力を入れ、優れた医療人の育成を目指すだけでなく、最新鋭の医療機器を設置することにより、多様化する患者さんへ高度な医療を提供している。
そして、大学病院としての機能を十二分に発揮し、地域医療のみならず、県内全域の医療で中心的な役割を担っている。