2023年12月21日更新
一般撮影とは、人体を透過したX線の量を白黒の写真として表す検査です。通称レントゲン撮影とも言われ、胸部・腹部・頭頸部・脊椎・四肢など骨全般や軟部組織(乳房撮影など)を撮影します。撮影室は1階放射線画像診断部、X-1からX-5の撮影室を使用しています。
各撮影室の用途及び特徴
撮影室 | 用途 |
---|---|
X-1 | 主に胸部・腹部の撮影に使用しています。 |
X-2 | 多目的に使用できる広い撮影室です。胸部・腹部はもとより、骨全般・特殊撮影などに使用しています。 |
X-3 | 多目的に使用できる広い撮影室です。さらにパノラマX線撮影装置があり、口腔外科領域の撮影も行えます。 |
X-4 | 多目的に使用できる広い撮影室です。胸部・腹部はもとより、骨全般・特殊撮影などに使用しています。 |
X-5 | 主に乳房撮影(マンモグラフィ)に使用しています。 |
各撮影室のシステム
撮影室 | 装置 |
---|---|
X-1 | キャノンメディカルシステムズ製 X線発生装置 KXO-50SS コニカミノルタ製 AeroDR system(fine) コニカミノルタ製 画像診断ワークステーション CS-7 野中製作所製 壁掛けリーダー撮影台 11BZ0546 大林製作所製 リーダー撮影台 ROCKET EVOLUTION 大林製作所製 昇降型フローティング撮影台 E・JIS |
X-2 | キャノンメディカルシステムズ製 X線発生装置 KXO-50SS(2管球) コニカミノルタ製 AeroDR system(fine) コニカミノルタ製 画像診断ワークステーション CS-7 三共医療株式会社製 長尺リーダー撮影台 SA-R1 大林製作所製 リーダー撮影台 ROCKET EVOLUTION 大林製作所製 リーダー撮影台 ROCKET EVOLUTION(長尺用) 大林製作所製 昇降型フローティング撮影台 E・JIS |
X-3 | キャノンメディカルシステムズ製 X線発生装置 KXO-50SS(2管球) コニカミノルタ製 AeroDR system(fine) コニカミノルタ製 画像診断ワークステーション CS-7 コニカミノルタ製 画像読み取り装置(CR)REGIUS MODEL 190 三共医療株式会社製 長尺リーダー撮影台 SA-R1 大林製作所製 リーダー撮影台 ROCKET EVOLUTION 大林製作所製 昇降型フローティング撮影台 E・JIS MORITA製 パノラマX線撮影装置 Veraview X800 |
X-4 | キャノンメディカルシステムズ製 X線発生装置 KXO-50S(2管球) コニカミノルタ製 AeroDR system(fine) コニカミノルタ製 画像診断ワークステーション CS-7 三共医療株式会社製 長尺リーダー撮影台 SA-R1 大林製作所製 リーダー撮影台 ROCKET EVOLUTION 大林製作所製 昇降型フローティング撮影台 E・JIS |
X-5 | 富士フィルムヘルスケアシステムズ製 X線発生装置 Radnext50 HOLOGIC製 乳房撮影装置 Selenia Dimensions(トモシンセシス対応) HOLOGIC製 診断支援システム Cenova コニカミノルタ製 AeroDR system コニカミノルタ製 画像診断ワークステーション CS-7 大林製作所製 昇降型フローティング撮影台 New SUD-3 |
移動型 X線装置 |
富士フィルムヘルスケアシステムズ製 移動型X線装置 Sirius 130HP、Sirius Starmobile tiara airy コニカミノルタ製 AeroDR コニカミノルタ製 ポータブルソリューションシステム(CS-7 Portable) |
検像 | コニカミノルタ製 I-PACS QA(IP-pro搭載) |
当院では、より精度の高い撮影を行うため『検診マンモグラフィ撮影認定』の資格を有する診療放射線技師が乳房撮影(マンモグラフィ)を担当しております。
当院の装置は乳房トモシンセシスシステムを搭載した装置です。
従来の2次元(2D)画像では、病変が乳腺組織に隠れることや、あるいは乳腺組織同士が重なることで診断しづらくなってしまうことがありました。
トモシンセシス(3D)は、このような乳腺の重なりを減らし、病変をより明瞭に描出することができる3次元撮影法です。
※マンモグラフィ撮影を行う前に、下記に該当する患者さんは担当技師へお申し出ください。
Selenia Dimensions
tomosynthesis撮影
AeroDR fine system(立位)
AeroDR fine system(臥位)
移動型X線装置
REGIUS MODEL190
Veraview X800