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肝がん高度集学的診療センター

2026年5月1日更新

ご挨拶

「あきらめない肝がん治療」が合言葉

肝がん治療では、肝臓の中のがんを制御しながら、肝臓の機能維持のバランスも考える必要があります。
この特殊な条件は他のがん治療ではあまり経験されない状況になります。
治療には、内科的な治療である焼灼療法・肝動脈化学塞栓術・全身薬物療法、さらに外科的な切除、放射線治療等が有ります。
患者さん一人ひとりで肝がんの状態・肝臓の機能は異なり、画一的な治療は難しく、多くの治療方法の可能性を検討しつつ、複数の診療科が協力して治療にあたる必要があります。
私たちのセンターでは、「あきらめない肝がん治療」を合言葉に、各領域のスペシャリストの医師を中心として、どのような状況であっても、あらゆる可能性を探り、より多くの患者さんに最良の医療を提供できることを目標に診療を行っています。

当センターの診療について

肝がんには肝臓から発生する原発性肝がん、他臓器がんが肝臓に転移した転移性肝がんの2つに別けられます。
当センターでは原発性肝がんに対する診断・治療を得意としています。
肝がんは、腫瘍及び臓器の特性上、組織検査等による播種・出血リスク等も考慮され、画像診断や腫瘍マーカー等を併用し病理組織検査等を行わない状況でも診断・治療が可能ながんになります。
これは言い換えると、病理組織診断によらず、腫瘍の大きさや数のみで治療方法が決定される可能性が多いことも意味します。
一方で治療後の予後には腫瘍の組織学的な悪性度(顔つきの悪さ)も強く関係することも多く報告されています。
そのため、腫瘍の病理組織学的な検討を行わない状況であったとしても、種々の画像診断(腹部超音波、CT、MRI、PET-CT)等を組み合わせ非侵襲的に悪性度を予測する必要性がとても高くなります。
さらに、肝がん治療において、肝機能(肝予備能)のファクターはとても重要になります。肝がん治療は局所治療から薬物療法と多く有りますが、肝機能が不良な状態では受けられる治療方法も限られてしまいます。そのため、肝がん治療においては、肝予備能の維持・改善も意識した治療計画を立てていくことが重要になります。
当センターでは、内科・外科・画像診断科・放射線腫瘍科がそれぞれ高い診断・治療スキルを持ち寄り、最良の治療へとシームレスに繋げていける医療を提供いたします。

また、臓器移植センターと連携していますので、肝移植が適応となる患者さんには肝移植医療の提示ならびに生体肝移植を行うことも可能です(脳死肝移植の待機については他の移植施設への紹介となります)

対象疾患・対象となる症状

  • 原発性肝がん(肝細胞がん、肝内胆管がん)
  • 詳細不明の肝がん、肝腫瘍
  • 肝硬変
  • 門脈圧亢進症

対象となる症状

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれており、進行期の肝細胞がんでも症状が無い方が多くなります。
症状があれば早急に、たとえ症状が無かったとしても、可能な限り早めにご受診いただければと思います。

 

診療スタッフ

氏名 資格 職位 専門分野 認定資格
川村 祐介
(かわむら ゆうすけ)
肝がん高度集学的診療センタースタッフ
教授 肝がん高度集学的診療センター センター長
消化器・肝臓内科 診療副部長
消化器・肝臓内科 研究主任
肝癌の診断及び内科的治療 (カテーテル治療,焼灼療法,免疫チェックポイント阻害剤を含む全身薬物療法)
肝炎の診断・治療
肝硬変及び門脈圧亢進症に対する診断・治療
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本肝臓学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医
竹村 信行
(たけむら のぶゆき)
肝がん高度集学的診療センタースタッフ
教授 肝がん高度集学的診療センター 副センター長
肝胆膵外科・小児外科 診療部長
肝胆膵外科
低侵襲肝胆膵手術
肝胆膵領域の悪性腫瘍手術
日本外科学会 専門医・指導医
日本消化器外科学会 専門医・指導医
日本肝臓学会肝臓専門医・指導医
日本肝胆膵外科学会 高度技能専門医
ロボット支援下膵切除学会認定プロクター(膵体尾部切除・膵頭十二指腸切除・肝部分切除・外側区域切除)
宮崎 将也
(みやざき まさや)
肝がん高度集学的診療センタースタッフ
教授 肝がん高度集学的診療センター 副センター長
画像診断科・核医学科 診療部長
画像診断科・核医学科 研究主任
IVR
画像診断学
日本医学放射線学会放射線診断専門医
日本IVR学会IVR専門医
がん治療認定医機構認定医
日本医学放射線学会研修指導者
河村 英将
(かわむら ひでまさ)
肝がん高度集学的診療センタースタッフ
教授 肝がん高度集学的診療センター 副センター長
放射線腫瘍科 診療部長
放射線腫瘍学
高精度放射線治療
放射線治療専門医(日本医学放射線学会・日本放射線腫瘍学会)
日本医学放射線学会研修指導者
別宮 好文
(べっく よしふみ)
肝がん高度集学的診療センタースタッフ
特任教授 肝がん高度集学的診療センター
肝胆膵外科・小児外科 特任教授
埼玉医科大学総合医療センター 病院長
肝胆膵外科
移植外科
化学療法
日本外科学会 専門医・認定医
日本消化器外科学会 認定医
日本小切開・鏡視外科学会 優秀専門臨床医™
日本膵・膵島移植学会 実務者委員
進藤 潤一
(しんどう じゅんいち)
肝がん高度集学的診療センタースタッフ
客員教授 肝がん高度集学的診療センター
肝胆膵外科・小児外科 客員教授
虎の門病院 肝胆膵外科 部長
肝胆膵外科
移植外科
低侵襲肝臓外科治療
日本外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
日本肝胆膵外科学会高度技能専門医
日本肝臓学会専門医・指導医
ロボット支援下肝切除学会認定プロクター(肝部分切除/外側区域切除、亜区域切除以上)

外来担当医表

肝がん高度集学的診療センター
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火曜日
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水曜日
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木曜日
Thursday
金曜日
Friday
土曜日
Saturday

医療機関の方へ

精査・治療対象となられる患者さんをご紹介いただいた場合、どのような病状であったとしても、可能な限り当センターの外来窓口である消化器・肝臓内科もしくは、肝胆膵外科・小児外科スタッフによる診察を受診の同日にさせていただきたく考えております。

消化器・肝臓内科では水曜の依頼 (紹介)外来にて、川村祐介(教授・センター長)/ 堀裕太朗 (助教)による診察を行っております。
同日の診察はお時間がお取りしやすいので、FAX予約が直近で取得しづらい場合、紹介状をご持参の上、同日いらっしゃっていただければご対応させていただきたく考えております。
他、通常予約外来として、火曜;川村祐介 (教授・センター長)、木曜;堀裕太朗 (助教)が出ております。予約患者さん優先となるため、紹介状をお持ちいただいて同日受診した場合お待たせさせてしまうかと思いますが、可能な限り同日診察をさせていただきたく考えております。

肝胆膵外科・小児外科は、竹村信行(教授・副センター長)の外来は金曜日となりますが、月曜から金曜まで肝がん診療に精通した医師が対応します。予約を頂いた方が比較的時間通り診療させて頂けますが、お急ぎの場合は少しお待たせする可能性はありますが、紹介状を持参の上で外来までお越し下さい。同日に診察させて頂きます。治療方針は肝癌センターのスタッフで共有、議論の上で治療開始しますのでご安心ください。
月曜;駒込昌彦(非常勤講師)、火曜;牧章(教授)、山本雅樹(助教)、水曜;木村暁史(講師)、木曜;別宮好文(病院長・センター顧問)ないし担当医、金曜;竹村信行(教授・副センター長)、宮田陽一(助教)、松平慎一(助教)

内科・外科どちらの外来を受診すればわからない場合は、どちらでも結構ですので、消化器・肝臓内科もしくは、肝胆膵外科・小児外科の窓口にお声がけ下さい。

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