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低侵襲手術で「体に負担の少ない手術」を実現!

2023年9月1日更新

当科では食道がん、胃がん、大腸がんともに県内トップクラスの手術を行っております。従来はこれらの手術はお腹や胸を大きく切開する開腹、開胸手術を主に行っておりました。しかし、このような手術は患者さんの体に大きな負担がかかり、また、大きな傷が残るため、より小さな傷で安全に手術を行うことが望まれています。現在では体に小さな穴を数カ所あけてカメラを挿入し、モニターを見ながら体外から鉗子を操作し手術を行う腹腔鏡、胸腔鏡手術が大多数を占めるようになってきました。当院では食道、胃、大腸すべてで内視鏡外科学会技術認定医が在籍し執刀、指導を行っており、高難度の手術を安全に行っております。さらに、2020年度より最先端手術支援機器であるロボット(DaVinci Xiシステム 、DaVinci Xシステム)を直腸がん手術から導入し、次いで胃に導入するなどロボットを使って行う手術が増えています(図)。ロボットは従来の腹腔鏡で使う鉗子とは異なり、アームに「関節」があるため腹腔鏡手術では届かなかった骨盤の奥での繊細な操作が可能となりました。これにより従来と比較し精密な手術が可能となり、術後合併症の発生率はきわめて低く、患者さんや紹介医の先生方の満足度も大変高いと感じています。

他にも最新の医療機器を駆使することで、より安全で確実な医療を提供することを心がけております。

【図】食道がん、胃がん、結腸がん・直腸がん切除件数とアプローチ法の推移

食道がん
食道がん
胃がん(GIST含む)
胃がん(GIST含む)
結腸がん
結腸がん
直腸がん
直腸がん

埼玉医科大学総合医療センター 消化管・一般外科

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