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血管撮影

2017年9月21日更新

検査室の紹介

血管撮影検査は足の付け根(大腿動脈)、肘(上腕動脈)、手首(橈骨動脈)などの動脈から細い管(カテーテル)を挿入して行います。透視画像(X線)を見ながら目的の血管までカテーテルを進めていき、造影剤を注入して撮影することで、血管の走行や状態、腫瘍の染まりなどが分かる検査です。略してアンギオと呼ばれることもあります。

最近では、外科的な手術を行わず、がんを治療するために抗がん剤を注入したり、血管の狭い部分を拡げたり、がんや動脈瘤また出血部位の血流を遮断するために塞栓物質を挿入したりする、血管内治療(Interventional Radiology:IVR)が盛んに行われています。

中央放射線部の血管撮影室では血管撮影装置が3台稼動しており、頭頸部領域を中心とした血管撮影装置(PHILIPS Allura Clarity FD20/15)、心臓領域を中心とした血管撮影装置(SIEMENS:AXIOM Artis dBC)と、それ以外の体全身の領域を対象とした血管撮影装置(SIEMENS:AXIOM Artis dBA)があります。

血管撮影部門は医師、看護師、診療放射線技師、臨床工学技士(心臓領域時)が検査・治療に携わっており、スタッフ一丸となって取り組んでいます。

AXIOM Artis dBA

AXIOM Artis dBA

AXIOM Artis dBC

AXIOM Artis dBC

Allura Clarity FD20/15

Allura Clarity FD20/15

被ばく線量低減推進施設認定

  • 被ばく線量低減推進施設認定

    診療放射線技師が中心となり医師と協力しながら必要最小限の被ばくで検査・治療が行えるよう取り組んでいます。
    平成25年5月に県内で4施設目となる全国循環器撮影研究会の定める被ばく線量低減推進施設認定を取得しました。

検査時間・注意事項

ほとんどの検査・治療は入院にて行っています。詳細は依頼科医師、また看護師から説明があります。分からないことがありましたらご相談ください。

検査前

  • 当日の食事は検査前1食(4時間程度)は召し上がらないでください。
  • のどが乾かないよう、いつも通りお水やお茶は飲んでください。
  • 現在治療中、また以前にかかられた病気の内容によっては造影剤の検査が行えない場合がありますので依頼科医師にご相談ください。(喘息、甲状腺機能亢進症、多発性骨髄腫、原発性マクログロブリン血症、褐色細胞腫、腎機能障害など)
  • 以前に、造影剤を使用して副作用の現れた方は、必ず依頼科医師にお申し出ください。
  • 服用中のお薬は指示がない限り、通常通り服用してください。糖尿病薬の一部のお薬は服用を控えていただくこともあります。

検査中

  • 心電図・血圧計などの装着を行い、患者さんの状態を把握することで検査を安全に行えるように対応しています。
  • 検査内容によっては静脈の点滴を行います。
  • カテーテルを挿入するために、あらかじめその場所に痛み止めの注射をします。局所麻酔のため意識は保たれたままです。
  • 造影剤を注入すると体が熱く感じることがありますが、注入が終わると消失しますので心配はいりません。まれに副作用が起こる可能性もありますので、気分が悪くなった時は、我慢せずにお伝えください。
  • 検査中に息を止めたり、身体を動かさないなど、ご協力頂くことがあります。
  • 血管造影検査は1時間前後、また血管内治療は2時間前後かかります。検査・治療の内容によってはそれ以上かかることもありますが、動脈に穿刺しますので、検査中はほとんど動くことはできません。何かありましたらすぐに対応しますのでお気軽にお伝えください。

検査後

  • 穿刺部の出血を防ぐために強めに圧迫固定を行います。穿刺部位によって時間は異なりますが3~5時間の間、圧迫固定をしたままになります。
  • 造影剤は尿として体外へ排泄されます。飲水制限のない患者さんは造影剤の排泄を促すために、いつもよりも少し多めにお水やお茶などを飲んでください。
  • まれに造影剤使用後、数時間もしくは数日後に頭痛、かゆみ、はきけ、湿疹、めまいなどの症状が現れることがあります。症状の現れた方は医師、また看護師にご相談ください。

問い合わせ先

049‐228‐3519 [中央放射線部 血管撮影室直通]

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