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がん地域連携クリティカルパス

2018年6月6日掲載

がん地域連携クリティカルパスについて

当院では、患者さんに分かりやすく安全で質の高い医療を目指して、5大がん(胃がん・大腸がん・肺がん・乳がん・肝がん)の『地域連携クリティカルパス(通称:連携パス)』を作成し、地域の医療連携に活用しています。

『連携パス』とは手術などの治療を行った病院(がん診療連携拠点病院)と地域の医療機関(かかりつけ医)が同じ治療方針のもとに、患者さんと治療に携わるために作成した『共同診療計画書』のことです。
私たちはこの『連携パス』を用いて、がん診療連携拠点病院と地域の病院や診療所が同じ治療方針で、安全で質の高い医療を提供したいと考えています。
患者さんには医療連携手帳(私のカルテ)をお持ちいただき、ご自身の治療計画の把握に利用していただきます。
『連携パス』は患者さんの症状や治療の希望などから、『連携パス』を利用する方がよいと判断できる方にお勧めします。患者さんやご家族と十分ご相談しながら同意を得た場合に『連携パス』を利用して治療を進めます。もちろん『連携パス』を利用しないでも構いません。途中で中止、中断することもできます。
『連携パス』を用いることで、患者さんには次のメリットがあります。

  1. 自宅に近い病院(がん診療連携拠点病院以外)、診療所は通院に便利
  2. いくつもの病院や診療所に行かなくて済む
  3. 診察の待ち時間が短縮できる
  4. 二人の主治医を持つことができる
  5. 医療連携手帳を利用することで、自分の治療状況と病状把握がスケジュール管理として確認できて安心
  6. 薬の重複投与や副作用を防ぐことが可能となり、安心・安全な医療を受けることができる

*何かご不明な点がありましたら、当院がん診療支援室までご連絡ください。
電話:049-228-3455(平日午前9時から午後5時まで)

【医療関係者用】

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