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血液浄化センター

2019年9月3日更新

ご挨拶

埼玉医科大学総合医療センター血液浄化センターは本館1階西側に位置します。開院当初は人工腎臓部として、本館2階(現在、ローソン、タリーズコーヒーの場所)に透析ベッド11床、腹膜透析診察室1室で、腎・高血圧内科(旧第4内科)の基本学科のもとで運営されていました。病院改築に伴い、本館1階西側(旧 高度救命救急センター跡地)に移転し、2017年7月全面オープンしました。現在は透析ベッド20床、外来診察室3室、在宅透析指導室1室と拡大され、人工腎臓部は発展的に血液浄化センターの名称に変わり、病院中央部門の一つとして、腎・高血圧内科を中心に運営されています。

血液浄化療法を必要とされる患者は、腎・高血圧内科を中心に、神経内科、消化器内科・外科、血管外科、皮膚科、膠原病内科など様々な診療科にまたがっています。①慢性透析療法部門はもちろんのこと、アフェレシス療法、急性血液浄化療法を行う②特殊血液浄化部門も積極的に取り組んでいます。近年では小児救命救急センターの開設に伴い、日齢数日の赤ちゃんのような従来困難であった治療も行っています。また、腹膜透析外来をより発展させ、在宅血液透析を積極的に取り入れた③在宅透析部門、血液透析患者のもっとも大切なバスキュラーアクセス(シャント)を守るための管理、治療を担う④バスキュラーアクセス部門、そして、当院臓器移植センターと連携をし、献腎移植(登録埼玉県下1位)、生体腎移植を積極的に進めていく⑤腎移植部門、この5つの部門がしっかり連携しながら運営されているのは全国的に見ても数少ない大学基幹病院の一つであります。我々にとっても大きな財産でありますので、大切に運営してまいりたいと思います。

埼玉川越を中心とした医療圏において、中核施設として役割を果たしていけるよう、地域の皆様から信頼される血液浄化センターとして、その任をしっかり果たしていく所存でございます。

当科の診療について

血液浄化センターでは腎代替療法として血液透析、腹膜透析、在宅血液透析をはじめ、自己免疫疾患や肝不全などに対する血漿交換や手術後などの急性腎不全に対する急性血液浄化など、あらゆる血液浄化療法を対象にしております。また、腎臓移植実施施設として、腎移植希望者の登録業務を担当し、腎移植後の患者さんの管理も行っています。

透析導入前の保存期には、患者さんへの勉強会として、じんぞう病教室を行っています。病気に対する正しい知識を身につけていただきながら、腎不全患者さんの維持、管理に心がけています。末期腎不全のため腎代替療法を受ける患者さんには、腎不全療法外来を開設し、血液透析、腹膜透析、腎移植をわかりやすく説明し、患者さんの治療法選択の支援を行っています。
腹膜透析は家庭で行える透析治療として有用です。安定している患者さんは、毎日のバック交換を家庭や職場で行いながら、1月に1~2回の通院で管理します。腹膜透析は自己管理が重要ですが、患者さんが主体的に治療に参加できることもあり、日常生活の質の向上が期待できます。

在宅血液透析は、医療施設の管理のもとに血液透析を患者・介助者が家庭で行う治療方法のことです。安心して家庭透析が行えるように知識・技術の習得が必要で、介助者の方とともに受けていただく必要があります。在宅血液透析は通院がないので身体への負担が少なく、自分のライフスタイルに合わせた透析、長時間透析が可能です。

透析アクセスは、患者さんにとってとても大切です。血液透析のための内シャント作成手術や腹膜透析のためのテンコフカテーテル挿入手術を透析専門医が担当しています。また安定した透析アクセスが維持できるように、アクセス専門外来を開設しております。従来の検査よりできるだけ非侵襲的な3Dエコーなどを活用して、管理を行っています。また血管狭窄による内シャントに問題のある患者さんに対しては積極的に経皮的血管拡張術(PTA)も行っており、手術以外の治療も行っています。

対象疾患・対象となる症状

  • 慢性腎不全(人工透析になる前の方も適応となる場合があります。詳しくは当院腎高血圧内科までご相談下さい。)
 

診療実績

血液浄化療法の施行回数 6,912人(年)
血液透析5,317回、持続血液浄化法294回、血漿交換・吸着療法538回
血漿交換・吸着療法578回
血漿交換療法107回、二重膜ろ過血漿交換33回、免疫吸着療法131回、
白血球除去療法271回、エンドトキシン吸着療法14回、
腹膜透析
腹膜透析施行患者:54人
在宅血液透析
維持在宅血液透析患者8人
手術実績
内シャント作製術100件、内シャントPTA344件
テンコフカテーテル関連手術38件
献腎移植登録 182人

診療スタッフ

氏名 資格 職位 専門分野 認定資格
小川 智也
(おがわ ともなり)
血液浄化センタースタッフ001
准教授 血液浄化センター長
腎高内科 診療副部長
血液浄化(透析濾過、急性、血漿交換)
在宅透析(腹膜透析・在宅血液透析)
透析アクセス
腎移植
日本内科学会認定内科医・指導医
総合内科専門医
日本腎臓学会認定 専門医・指導医
日本透析医学会認定 専門医・指導医
血漿交換療法専門医
野村 恭一
(のむら きょういち)
血液浄化センタースタッフ002
教授 血液浄化副センター長 副院長
神経内科 診療部長
免疫性神経疾患
末梢神経疾患
血液浄化療法
日本神経学会専門医・指導医・評議員
日本神経免疫学会理事
日本アフェレシス学会専門医・理事
日本末梢神経学会理事
日本神経治療学会代議員

医師部門

氏名 資格 職位 専門分野 認定資格
長谷川 元
(はせがわ はじめ)
血液浄化センタースタッフ003
教授 腎高内科 診療部長 分子腎生理学
水電解質代謝異常
酸塩基平衡異常
日本内科学会認定内科医・指導医
日本腎臓学会認定 専門医・指導医
日本医師会認定 産業医
清水 泰輔
(しみず たいすけ)
血液浄化センタースタッフ003
講師 腎高内科 診療副部長 腎不全
水電解質代謝異常
透析アクセス
日本内科学会認定内科医・指導医
日本腎臓学会認定専門医
日本透析医学会認定専門医
岩下 山連
(いわした たかつぐ)
血液浄化センタースタッフ004
助教 腎高内科 診療副部長 腎炎ネフローゼ
二次性高血圧
腎不全
腎移植
日本内科学会認定内科医・指導医
総合内科専門医
日本腎臓学会認定専門医
日本透析医学会認定専門医
原 宏明
(はら ひろあき)
血液浄化センタースタッフ005
助教 腎高内科 外来医長 腎炎ネフローゼ
腎不全
栄養学
腎移植
日本内科学会認定内科医・指導医
総合内科専門医
日本腎臓学会認定専門医
日本透析医学会認定専門医
安田 邦彦
(やすだ くにひこ)
血液浄化センタースタッフ007
助教 腎高内科 医員 腎不全
透析アクセス
日本内科学会認定内科医・指導医

看護部門

氏名 資格 職位 専門分野 認定資格
安田 多美子
(やすだ たみこ)
血液浄化センタースタッフ008
看護師 看護部・副看護師長 透析看護 日本病院会・厚生労働省認定「医療安全管理者」
認定看護管理者セカンドレベル
長谷川 総子
(はせがわ ふさこ)
血液浄化センタースタッフ009
看護師 看護部・看護主任 透析看護 透析技術認定士
日本医師会医療安全推進者養成講座修了

臨床工学部門

氏名 資格 職位 専門分野 認定資格
森田 高志
(もりた たかし)
血液浄化センタースタッフ010
臨床工学技士 臨床工学部 課長
医療機器安全管理責任者
機器管理
医療安全
体外循環
透析技術認定士
3学会合同呼吸療法認定士
体外循環技術認定士
中村(金山) 由紀
(なかむら ゆき)
血液浄化センタースタッフ011
臨床工学技士 臨床工学部 課長補佐 血液浄化療法全般
機器管理
医療安全
透析技術認定士
アフェレーシス技術認定士
日本急性血液浄化認定指導者
3学会合同呼吸療法認定士
佐々木 裕介
(ささき ゆうすけ)
血液浄化センタースタッフ012
臨床工学技士 臨床工学部 主任 血液浄化療法全般
機器管理
透析技術認定士
血液浄化専門臨床工学技士
3学会合同呼吸療法認定士
徳井 研太
(とくい けんた)
血液浄化センタースタッフ013
臨床工学技士 臨床工学部
リーダー
血液浄化療法全般
機器管理
不整脈・呼吸療法関連
血液浄化専門臨床工学技士
3学会合同呼吸療法認定士
不整脈治療専門臨床工学技士

外来担当医表

血液浄化センター
  月曜日
Monday
火曜日
Tuesday
水曜日
Wednesday
木曜日
Thursday
金曜日
Friday
土曜日
Saturday
午前

腹膜透析外来
担当医
腹膜透析外来
担当医
腹膜透析外来
在宅血液透析外来
小川 智也
(Ogawa Tomonari)
(1.3.5週)


腹膜透析外来
腎移植外来
岩下 山連
(Iwasita Takatsugu)

腎移植外来
担当医
(1.3.5週)
在宅血液透析外来
担当医
(1.3.5週)
腹膜透析外来
腎移植外来
松村 治
(Matsumura Osamu)
(2.4週)
腹膜透析外来
在宅血液透析外来
小川 智也
(Ogawa Tomonari)
(2.4週)

腎移植登録外来
清水 泰輔
(Shimizu Taisuke)
(2週)
原 宏明
(Hara Hiroaki
)

午後

腎移植外来
岩下 山連
(Iwasita Takatsugu)
(2週・4週)
透析アクセス外来
安田 邦彦
(Yasuda Kunihiko)

透析アクセス外来
小川 智也
(Ogawa Tomonari)
肥田 徹
(Hida Toru)
(交替制)
透析アクセス外来
清水 泰輔
(Shimizu Taisuke)


腎不全療法外来
腎不全療法外来
腎不全療法外来
腎不全療法外来
腎不全療法外来







献腎移植外来

医療関係の方へ

①慢性透析療法部門、②特殊血液浄化部門、③在宅透析部門、④バスキュラーアクセス部門、⑤腎移植部門に分類されます。

血液浄化・・・①慢性透析療法部門、②特殊血液浄化部門

透析導入、合併症に伴う透析や穿刺困難時の観察透析などが中心です。安定した患者さんの維持透析は当教室と連携する透析施設をご紹介させていただき、一方で合併症など問題発生時は当施設へ再紹介いただき、精査、加療をいたします。

=ご相談窓口=

  • 血液浄化センター(049-228-3523)にお電話ください。ご相談させていただき、適切な診療科への橋渡しをご提案させていただき、また、入院中の透析受け入れの準備を開始します。
  • 判断に悩む状況や入院が必要な際・・・腎高血圧内科外来(049-228-3603)でもご相談可能です。

③在宅透析部門

腹膜透析と在宅血液透析を通して、在宅でより良い透析を提供いたします。現在、施設血液透析を行っている患者さんのご希望もご相談を受けます。現施設での情報提供をよろしくお願いいたします。

=ご相談窓口=

  • 血液浄化センター(049-228-3523)にお電話ください。

④バスキュラーアクセス部門

あらゆるバスキュラーアクセス(VA)につき、ご相談を承ります。当院では透析医によるVA作製を行っていますが、血管外科とも緊密な連携を取っており、荒廃した血管の状態でも最善の治療を提供できるよう心がけています。(血管の転位、表在化、過剰血流の治療なども行っています)また、PTA治療(バルーン拡張)を積極的に行っています。VA外来で総合的な判断を行い、維持透析施設と緊密に情報共有しながら治療を行えるように努める所存です。2018年秋には血液浄化センター併設のVA治療手術室がオープンしますので、今まで以上に迅速な対応が可能になると思われます。

=ご相談窓口=

  • 血液浄化センター(049-228-3523)にお電話ください。

⑤腎移植部門

臓器移植センターと連携をして、生体腎移植と献腎移植を行っています。これらの移植相談は血液浄化センターで受け付けています。献腎移植においては日本臓器移植ネットワークへの登録作業や移植に備えた定期外来も行っています。生体腎移植はまずご相談ください。

=ご相談窓口=

  • 血液浄化センター(049-228-3523)にお電話ください。

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